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杉野服飾大学で、生地コンバーターの役割について講義をしました
杉野服飾大学で、生地コンバーターの役割について講義をしました。
古着のアップサイクルに弊社からの提供生地を利用していただきます。
服飾学部 服飾学科ファッションビジネス・マネジメントコース3年の皆さんが 産学連携プロジェクトとして㈱ワールドと協業しながらブランド開発を行っています。
そのMDの一環として廃棄予定の衣料品を服飾学生達の感性を生かしながらアップサイクルを行い、 ㈱ティンパンアレイ(ラグタグ)の渋谷店、原宿店で期間限定販売されていきます。
そのリメイクには弊社から提供した展示済み見本生地などの不要となった30cm~70cmの長さの様々な生地を 利用してもらいます。
このプロジェクトが本格始動するタイミングで、 5月30日に講義を行いました。
内容は
1,生地コンバーターの役割や機能
2,素材開発の最前線
3,サステナブルファッションのこと
4,送付した生地の活用アドバイス
実際の生地企画で使ったディレクションマップや、 販売用サンプル、生地の柄見本などを持ち込み、 実際に学生に見て触って感じてもらいました。
生地コンバーターという業種がある事を初めて知ったという学生も多く、 原料から服になるまでに、多くの企業を通り、工程を経て、 また多くの人の手と長い時間とたくさんのエネルギーが 使われていることを知ってもらいました。
現在、学生の皆様は、チームに分かれてリメイク商品のコンセプト作り、 ブランド作りの企画書作成をしています。
講義の後には実際に生地を手に取って何に出来るかアイデアを考えていました。
フリルで付け足したり、襟だけ替えたり、ポケットやエポーレット(肩章)を付けるっていうのもありですよね。
実際にリメイクする服を選んで作業に入るのは10月。 12月にはラグタグの店頭で販売研修を行う予定です。
弊社の生地を利用して、どんな服にアップサイクルされるのかとても楽しみです。